お元気ですか??
ご無沙汰しております。前回送らせていただいた「中国で上手に会社を
回す方法」ですが、皆さんからとても多くの反響をいただきました。
中国、日本、遠くは米国、メキシコから様々な意見や感想をもらいました。
「成功する会社」=「生産性高い会社」=「従業員のパフォーマンスが高い」
ということですからとにかく経営層よりも圧倒的に数の多い一般従業員
の方々に「いかによく働いていただくか」が全てといっても過言がないと
思います。
「ジンザイの質」が会社の将来を左右するのでしょう?
まったくもっておっしゃるとおりですね。「如何によく働いていただくか」
のいただくかの言葉に強い意思を感じられますね。
これからは多くの会社がメキシコに莫大な投資を行って参ります。
(自動車産業)
中国からの購入が今後5年間でメキシコ調達に
大幅に切り替わる事を考えますと、今中国で成功している秘訣は
メキシコオペレーションにも大変参考になります。
ぜひぜひ参考にしてください!!メキシコオペレーションの成功例を
教えていただいたいですね。
皆さんもいろいろな感想を持たれたかと思います。
是非是非、教えて下さいね。
さて、今回は「中国で上手に会社を回す方法 その2」です。
まずは、うまく回っている会社の定義からしますね。
1) 利益が上がっていること
2) Staffがほぼ経営側の思惑通り働いてくれること
3) 2012年も増収増益が見込まれていて、それをこなす見通しが
立っていることの3つとしました。
もちろん、様々な定義の仕方、考え方があるかもしれませんが、最も
わかりやすいところを定義としました。
景気のいい会社が多い中国、生産数の増産が見込まれている中国
であれば1)はクリアできるかもしれませんね。
しかし、2)、3)はこれが中々難しく永遠の課題になってくるかもしれませんね。
そこで、生産、物流現場カイゼン研究会で数多くの中国にある企業を
見て回った結果、特に日系企業において本当に上手にオペレーションを
し、3つの定義をクリアしている会社の特徴を抽出しました。
その特徴は何かというと、
「中国語で作業指示を経営層の日本人が行なっている」です。
おいおい!なんだそりゃ??皆さん、思われるかもしれません。
でも真実なんです。
経営層に言葉のギャップがなければたくさんのメリットが生まれます。
例えば??
* 通訳の給料がいらない。
* 正しい人事評価につながる。
* 中国における文化風習をさらに理解でき、御社独自のマネジメント
手法を生み出すことができる。
* 中国人Staffがとってもフレンドリーに接してくれる。
* 中国生活がとっても楽しくなり、仕事に反映できる!!
などなどなど、盛りだくさんです。
このことを理解しているとある優秀な日本人経営者は中国にくる出向者
を皆1年中国の大学に語学留学させてから、現場にだすそうです。
言葉を覚え、その国の文化を知り、風土を知った上で、その国、場所に
適したオペレーションを行うことが出来れば、従業員の方々は
嬉々として仕事をし始め、会社は自動的に利益を生むことができる
のでしょうね。
中国人の不満を言うより、まずは言葉を覚えることから始めませんかね???
生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
門脇
2012-3-8
==== このニュースレターの目的 ========
このニュースレターは、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、
日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思
い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務
カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず
皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。そ
の事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、
ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがあ
りましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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