※添付の資料は、是非メルマガを最後まで読んだ後にお読み頂けると幸いに存じます。
設備の稼働状況を見えるようにしたい
もしこれが
●設備の改造は一切不要
●1台あたり1,2時間程度
という、手軽さで実現できるとしたら、ご興味を持って頂けますか?
・・・
この設備の稼働を見える化、というテーマ
“絶”が3つ付くくらい絶好調な工場以外、恐らくこの欲求が
全くゼロという工場はないでしょう。
例え絶好調だって、設備の稼働状況は見えるに越したことはありません。
「今、うちの工場の設備達はちゃんと動いて(お金を稼いで)いるのだろうか」
これが気にならない経営層なんていないはずです。
「そこにNeedsはきっとあるはずだ!」
そう思い、当研究会はそれこそ6,7年以上前から設備の稼働を
見える化するシステムを開発し、営業、提案、導入してきました。
初期は信号灯から稼働状況だけを見える化するタイプ
これはパトライト社製の信号灯から稼働データを無線で当研究会が
開発したプラットフォーム(システム)へ飛ばして見える化する、
という仕様でした。
パトライト社製の信号へ改造が必要、という手間はありますが、
今の設備の稼働状況が見える化されるので、需要は確実にあると
思っていました。
がしかし、そこそこ売れはするものの、当初思っていたほど
爆発的には売れませんでした。
色々と考えた結果、信号灯からの稼働データの弱点が見えてきました。
それは、出来高が分からないこと
動いている/止まっている(稼働/非稼働)は分かりますが、
生産数のカウントなどは基本できません。
「やっぱり出来高はあった方がいいに決まっている」
そこで、システムをアップグレードしたのが
設備内部(主にPLCなど)から直接稼働データを見える化する方法
設備の内部から直接稼働データを抜く
つまり、確実で正確、かつ設備内部に眠っている様々な稼働データを
取ることができるのがこの方法の最大メリットです。
設備内部にPLCがあればPLCから直接データを取得
PLCなどがなければ、リレーやその他設備内部をいじってデータを
拝借します。
PLCからデータを取る場合、設備の稼働/非稼働、出来高以外にも、
設備によっては温度や圧力など、品質管理に生かせそうなデータだって
取れます。
設備の稼働を見える化する方法で、これ以上良い方法なんてない。
そう思い、アップグレードをしました。
がしかし、これもそこそこ売れはするものの、思っていたほど
爆発的には売れません。
○○○○○だけで設備稼働を見える化するタイプ
いよいよ訳が分かりません。
実際工場へお伺いしても、
「設備の見える化とかはやりたいと思っているし、日本からも
言われてるんだよね〜」
と、仰る工場はこの数年で確実に増えています。
ただ、その声の割には設備稼働の見える化が圧倒的に進んでいない
ように思えます。
というか、確実に進んでいない!(悔しい!)
そんなとある日、同僚の宇賀と話している中でこの話題になりました。
「工場の悩みや課題の中に設備稼働の見える化は確実にある。
なのに、それが実現に結びつかない、なんでやーーー」
そこで宇賀から一言、こんなことを言われます。
宇賀
「設備の稼働見える化するのって面倒くさくないですか?
ハードルが高いですわ」
池田
「でも設備の稼働データは設備から取る必要あるから、
設備の改造はほぼ必要でしょ」
宇賀
「改造しない方法ないんですか?」
池田
「それは無理でしょ〜、設備から直接取った方が確実だし」
と、その場では否定したものの、
後日ちょっと考え直してみることにしました。
すると、
「設備の稼働の見える化には、設備の改造はほぼ必要不可欠」
と思いこんでいる自分に気が付きました。
そこで、今までの考え方を一旦やめて、改造なしで稼働データが
取れたら、そんな楽なことはない、という視点で考え直してみる
ことにしました。
仮に設備の改造なしで見える化できるとすると、
●面倒な改造費用が一切不要
●設備ベンダーと改造について打ち合わせる必要もなし
●改造のために設備を止めるスケジュールの調整もやらなくていい
などなど、時間もお金も一気に節約できます。
こんないいことだらけな方法、どうやったら実現できるのか?
色々と情報を漁っていると、一つ面白い情報が目に入ります。
「ラズベリーパイ(ラズパイ)という、シングルコンピューターの
デバイスを使った電子工作が今アツい!」
ちょっとマニアックな話になりますが、このラズパイというのは
言ってしまえば“小さなコンピューター”です。
OSはWindowsではなく、LinuxというフリーのOS
大きさはなんと86mm x 57mm x 17mm
たばこのメビウスのレギュラーサイズが88mm x 55mm x 23mm
らしいので、ほぼタバコの箱と同じ大きさです。
このラズパイ、元々は2012年頃にイギリスで開発されたもの
なのですが、なんと元々の用途は教育用でした。
自分でプログラミングをして色々電子工作してみよう、
というわけです。
ただ、その割にはスペックが賢かったため、大人が電子工作に
使ってもおもろいじゃん、ということで広がっていきました。
日本ではラズパイの入門雑誌なども売られるようになってきて
いるほどです。
そんなラズパイを見て、ふと思いました。
「これは応用できそうな気がするぞ」
そこからさらに調べていくと、電子工作でこんなことやりました、
的な情報がポロポロHITします。
そういった情報を見ていて、確信に変わりました。
「これは応用できる」
そしてそこから案をまとめて、今回のアップグレードに繋がります。
それがこれ
取り付けるだけで設備稼働を見える化するタイプ
この方法は、当研究会が新しく開発したデバイスを取り付けるだけで、
設備の稼働状況の見える化を実現します。
ちなみにデバイスの名前は【見える化君】!
(ネーミングセンスについては勘弁してください…)
これは他社製の製品を担いでいるわけではなく、完全に自社開発した
新しい製品です!
この見える化君の狙いは大きく二つあります。
一つ目は、取り付けるだけなので設備の改造などが一切不要になる、
という点です。
少し詳しい方ですと、信号灯にカポっとはめるだけで稼働を見える化
します、というデバイスが思い浮かぶかもしれません。
ただ、あの手のデバイスはやはり信号灯だけ、つまりあくまでも
稼働/非稼働しかデータが取れません。
しかし、今回の見える化君は
●稼働/非稼働(動いている/止まっている)
●出来高(→サイクルタイム)
までカバーしています!
そして二つ目の狙いは、取れるデータをシンプルにした、
という点です。
取得できるデータが上の2つだけでシンプルになった、
ということです。
取得して見える化されたデータは活かしてこそ価値が生まれます
ではどうやってデータを活かすのか?
実はそこが大きな問題です。
この手の設備稼働の見える化では、どうせ取れるならデータは多い方が
良いと、最初から多種多様で複雑なデータを取れるだけ取ろうとします。
ただそうすると、現場は何から手を付けたら良いのか分からなくなり、
結局何もしなくなります。
それでは全く意味がありません。
そこで、最初から取れるデータや見えるデータを限定的にすれば
良いのでは?と考えました。
つまり、これしかできない、という状況をこちらで意図的に作り出す
ことで、取得したデータをどう活かすのかを見えやすくする、という
狙いです。
この見える化君でいえば、この2つしか取れません。
●稼働/非稼働(動いている/止まっている)
●出来高(→サイクルタイム)
だから、逆に何をしたら良いのかが非常に明確です。
まず稼働/非稼働(動いている/止まっている)
これは、要するに止まっている時間をいかに短くするのかを
考えれば良いだけです。
中国の工場で良く見かける光景に、赤い信号灯の設備が放置されている、
というものがあります。
「誰かくるの? いつくるの? 止まってるの気づいている?」
みたいな状況です。
よって、稼働/非稼働が見える化されれば(アンドン表示)、設備停止を
してもすぐに気づける環境が構築できます。
また、ここから可動率を算出して指標に設定すれば、シンプルに
この設備の可動率を100%にもっていくには?を考えることができます。
次に出来高(→サイクルタイム)
これは設備の能力、言い換えることもできるので、かなり重要な
稼働データになります。
「今工場で動いている設備のサイクルタイム、果たして最速で
動いていますか?」
という問いに対して、自信をもって、
「毎月測定しているので間違いなく最速です!」
と答えられる工場は、中国では少ないと思います。
きっと、中国で始めたばかりの当初は日本からの設備を使って、
日本のサイクルタイムで生産計画を組んで生産していたはずです。
ただ、恐らくほとんどの工場で、いつの間にか当日の実績などを
ベースにサイクルタイムや、生産計画を立てることが通例に
なってしまっているのだと思います。
この前これくらいだったから、今回もこれくらいの時間で
生産できるだろう、と。
ただ、本来は最速のサイクルタイムから生産計画を組む
ことがあるべき姿のはずです。
設備のサイクルタイムとは、基準となる重要な指標です。
このサイクルタイムが分かることで、生産計画の妥当性を
見直すことができ、さらに当初より遅いということが分かれば
設備のメンテナンスや修理、といったカイゼン点が見えてきます。
シンプルなデータですが、逆にシンプルだからこそ活かす方法も
シンプルで行動に移しやすいものになります。
如何でしょうか?
結構長々と書いてしまいましたが、少しでもご興味を持って
頂けましたでしょうか??笑
ここで、是非一度添付の資料に目を通して頂ければ幸いでございます。
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一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
現場カイゼン診断士 池田 竜貴
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
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