フリーランスとしてHRP(ヒューマンリソースパートナー)日中異文化経営コンサルタントして活動している金です。
プロフィール
https://hrp-kinei.com/hrp/about/
今年もあと少しになりました。メールマガジン誌上ではありますがご挨拶とお礼をさせていただきます。メールマガジンを読んでいただき本当にありがとうございます。
中国で奮闘されている皆様に中国におけるHRP(ヒューマンリソースパートナー)として少しでもヒントになるような内容を配信し続けたいと思っております。2022年も引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
■節目となる2022年
2022年は日中国交回復正常化から50年の節目です。
2021年は前年からのコロナ禍で出張や渡航。オンラインやリモートを含め対応に追われた一年になりました。日中間は安定的な一年になりました。来年は北京で冬季オリンピックが開催されます。コロナ禍ではありますが国交正常化50年と言う大きな節目の年になり日中間においては大きな飛躍の年になる事を祈って止みません。
■山積みの中国におけるHR課題
中国経済の成長により発展の一途をたどる中国ですがまだまだいろいろな課題が山積みです。
HR(ヒューマンリソース)では高騰し続ける賃金を含む人件費。若手やベテランを含めた離職。就業規則、労働契約を含む法律対応。幹部の育成を含めた人材育成。役割と権限を含む人事制度整備の急務等目の前に立ちはだかる課題はたくさんあります。
「総経理の仕事は人事のみ」ある総経理がおっしゃった言葉です。
■事業戦略の再構築
変化の激しい中国における経営は政治や法律に大きな影響を受けます。現地化の定義は「日本本社の理念に従い中国現地における事業戦略を現地社員と共に達成する」事だと思っています。
日本本社の理念は?海外進出の目的は?中国現地で何を成し遂げたいのか?中国は生産基地から市場基地。市場基地から付加価値を必要とされる市場へと変化しています。
競合の変化。競争の激化。中国は今やプラスアルファの付加価値を加えなければ勝てないマーケットです。。今一度総経理を中心に現地法人のミッションを議論すべきではないでしょうか?目先の売上げや利益だけでなく中国における中長期の事業戦略を改めて問い直す時間を持つ事が重要です。
■「人」は事業戦略から落とし込む
3年から5年の任期において赴任前に明確な目標を持って赴任される方はそう多くありません。現地に置ける事業を動かすのは「人」です。中国において現地化を実現し自社のDNAをどう伝えどう育成するかは「人」に対してどれだけの覚悟を持つかにかかっています。
採用し現場に任せているだけでは人材は育ちません。現地法人のミッションを明確にした上で事業戦略を再構築し組織をデザインする。組織を活かす為の制度を整備。整備後は優秀だけではない会社に合う人材を採用しなくてはなりません。
■総経理のリーダーシップ
帰任される時にどういう風に言われたいか?偏った考えや「日本では・・・」と成功体験を押しつけると現地社員から反発されます。一方ひるんだままだと仕事になりません。
歴史的な背景を学び仕事の概念や自社のDNAを共通言語化し根気強く説いていかなければなりません。人間的に尊重され信頼される事によって初めて仕事ができる。中国人社員は嗅覚が鋭くついて行っても大丈夫と判断すれば議論が始まります。
謙虚になりすぎることなく議論を闘わせながら結論を導いて行く。中国における総経理の仕事は全てが修羅場の連続です。修羅場を通じて進化できるかどうかが勝負です。「中国は、中国人は」と思うのか「中国だからこそ、中国人社員と何ができるのか?」と思うのか?全ては総経理の考え方にかかっています。
中国でビジネスをされる皆様にとって2022年が実りある1年になることを心から祈っております。
PS
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この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
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