おはようございます!
カイゼン研究会の宇賀です。
プロフィールはこちら↓↓↓
http://japan.a-solsh.com/staff_details23.html
最近、急にマージャンをする機会があり
ルールを思い出しながら打つのですが
スピードや考えについていけず悪戦苦闘しておりました。
回数をこなしていても
明らかにうまくなっている実感がないまま
その場限りの
「勝った!負けた!」が続いていくので
違和感がありました。
(打つスピードは速くなりましたが。。)
なぜ違和感があるのか考えていくと
将棋を習っていた時のことを思い出しました。
昔、小学生時代、将棋教室に通っていたのですが、
試合をこなせばこなすほど
上達している実感がありましたし
実際に勝率も上がっていったという
成功体験があったのです。
小学生時代の話なので
すごく時間を取って練習に明け暮れていたわけでもなく
ただ友達や先生と試合をしていただけです。
それでもうまくなっていたという記憶があります。
じゃあ、最近マージャンをしている時と
将棋をしていた時の何が違うのか?
何が原因か?
を考えてみると
1つは単純に
学習能力が下がったのかもしれません。。笑
(脳みそが退化した)
もちろん
それもあると思いますが
もっと大きな違いは
「振り返りの有無」です。
将棋をやっていた時は、試合もたくさんしますが
終了後に1試合ずつ「感想戦」をしてました。
「ここが失敗だったよね。。」
「この時なんでこう打ったの?」
「その手は、それを狙ってたんだ!」
という反省や
もし自分が相手ならどうする?逆ならどうする?
という考え、決定の理由を共有したり、
教えてもらう時間が設定されていました。
小学生時代なので、
そんなに意識はしていないのですが
単純に試合だけでなく、感想戦で上達していたのだと思います。
(人と一緒に振り返りをする機会)
対してマージャンは
振り返る間もなくどんどん試合が流れていきます。
そして、相手から自分の牌も見えないので
自分の判断や考えが失敗だったのかどうかも
振り返れないまま、自分の考えのみで
どんどん試合を繰り返していきます。
(スピードも速い)
マージャンも将棋も
同じように試合をこなしていくと上達すると
勝手に思いこんでいましたが
試合をこなすだけでなく
振り返って、うまい人ならどう考えるか?
ということを聞いたり、吸収するような時間を取らないと
自分の考えやスピードだけに慣れて、
実際の質は上がっていないということを痛感しました。
こう考えてみると
仕事もこれと同じで
マージャンのように
日々速いスピードの中で、自分の慣れたパターンが
きっと正しいんだろうと思いながら
繰り返していると思います。
しかし実際は
たとえ他人にまで知れ渡るような
大失敗はしていないとしても、小さな失敗はたくさんあるはずです。
大きな失敗はわかりやすいので、組織としても再発防止だったり
人から叱られたりすることで、強制的に振り返らされますが
小さな失敗は自分から見つけないといけません。
(特に営業やバックオフィス、事務処理やコミュニケーションなど
プロセスや効果を計測しにくいものほど。)
そして
その失敗、進歩できる材料を見つける機会は
個人の失敗の感度に任せるのではなく
意図的に仕組み、時間として取り入れる。
つまり
仕事のプロセスの中で
「ここはもっとうまくできたよな。。」
「ほかの人ならここでどう判断していただろう?」
「ここで自分はこう考えたんですけどどう思います?」
と自分だけでなく
人と一緒に振り返る時間を組み込んでおかないと
今のマージャンと同じように
質は上がっていかないよなーと痛感しました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
PS
工場や現場がどんなルールなのか
自分で調べるのは知識が少なく難しい。。
部下にやってほしいけど、うまく伝えられるかわからない。。
という方は多いと思います。
そんな方のために
弊社では無料現場診断を毎月実施しておりますので
手軽に専門家の目を借りる機会として
使っていただければ嬉しく思います。
「無料現場診断 希望!」
または
「工場のこういう部分(社員の意識、工程の生産性、改革の進め方etc)に
悩んでいて、・・・・」
でも気軽にご連絡頂ければと思います。
■ご連絡後の流れ■
(1)メールもしくは電話でご相談
(2)訪問での現場診断及び課題ヒアリング (中国国内)
もしくは
(2)電話/メール/ Webミーティングでの課題ヒアリング
→相談による課題の特定と解決へのプロセス策定
(3)(2)の検討をもとに改善推進計画立案
(1月の無料訪問があと1社ございます!)
また、製造現場に限らず
業務のカイゼン活動や、効率化を進めたいけど
なかなか思うように進まなくて困っているという状況でしたら
お気軽ご返信ください。
wechat(微信)でも配信中!!(中国語版も)
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
カイゼニスト 宇賀 邦人
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
**********************************************************
当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
やITを活用して解決し感謝される事」です。現場で困ったら、まずはご一報を!!
相談無料です。
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131C
*********************************************************
ご連絡は中国からは400-604-1765フリーダイヤル、24H365日受付中、
日本からは+86-21-6440-1765 /86-21-6432-5544
受付時間は平日9:00〜18:00までです。
担当:門脇 日本語、中国語両方OKです!!
生産、物流現場カイゼンNews Letterはこちら!!
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131C0
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F0912B69
現場カイゼン塾沪江网校のURLはこちら!!
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131B59
**********************************************************
この定期カイゼン通信の配信停止をご希望の方は下記より手続きを受け付けております。メール配信解除は
こちら