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    おはようございます!
    カイゼン研究会の池田です。
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    ついに東京オリンピックがついに閉幕を迎えましたが、
    如何でしたでしょうか?

    何と今回の東京オリンピックは快挙!

    金メダル獲得数では27個で世界3位、銀と銅合わせた
    総獲得数でも58個と日本史上最多での獲得となりました。

    さらに柔道で言えば、金メダルは男女合わせて9個。

    2004年アテネの8個を上回る快挙となりました。

    ちなみに以下に、日本のオリンピックにおけるメダル獲得数の
    遷移を貼り付けておきますね。



    日本がメダルを複数獲得できた競技で上がるのは、
    レスリングや今大会からの競技であるスケートボード、
    体操や野球もかなりの盛り上がりを見せたかと思います。

    ただ圧倒的に金メダルを獲得できた競技といえばもうお分かりかと思います。

    そう、日本のお家芸と言われる『柔道』です。

    日本発祥の『武道』であり、それがオリンピックの競技となってからは日本が
    金メダルを多く獲得してきた、まさにお家芸と呼ばれるに相応しい種目でしょう。

    ちなみに、私も小さいころから柔道を細く長く続けてきた人間なのですが、
    私の先生が『柔道』というものに対して一貫した考えを持った方だった
    影響もあり、私としてはやはり『柔道』は『スポーツ』、『競技』ではなく
    『武道』だと思っています。

    私の先生曰く、柔道の創始者だった嘉納治五郎先生は晩年、
    講道館で稽古を見たときに
    「これは私の知る柔道ではない」
    と言ったそうですが、良くも悪くも徐々に柔道が競技用に
    形を変えてきたことが分かります。

    まぁこの辺の話は今日の趣旨とは異なるので、これ以上はやめておきますが…笑

    さて、このお家芸と言われる柔道ですが、実は私自身、2004年のアテネ、
    2008年北京頃からほとんど見ることがなくなりました。

    その頃から徐々に柔道から離れていった、ということもあるのですが…

    番組で世界柔道や柔道グランドスラム、などの放送が流れてもあまり
    見なくなっていたような気がします。

    それは日本が勝てなくなった、一本取る場面を見にくくなった、
    など単純に面白くなくなったからという印象があります。

    素人には分からない柔道の世界があるとは思いますが、
    それでも柔道をかじっていた人間から見るに、
    その頃の柔道は一本や技あり、以外に有効や効果など、
    ポイント重視の傾向がかなり顕著に表れていたと思います。

    もはや「これレスリングちゃう?」と感じることが増えていたような…

    いきなり足取ってポイントがしがし蓄積して、そのまま逃げられたら勝ちって、
    そりゃ如何なものかと…

    それにより一本取る柔道が減っていき、結果として見ていてわくわくする
    試合が見れなくなっていったのだと感じます。

    確かにお家芸、とまで言われていては世界も黙ってはいません。

    ルールを変えてでも日本の一本を取る柔道に歯止めをかけようとしたので
    しょうが、観客を想定した競技面から見ると、面白くなくなり、
    マイナス効果になってしまった、というところでしょうか。

    立ち返ってみると、『柔道』は『武道』、つまり生か死の世界です。

    一本がそのままの意味、技ありが致命傷、有効がそれ以下の傷、
    という風に置き換えると少し分かりやすいかもしれませんが、
    結果として元のあるべき姿にすることが柔道としても、競技面としても
    功を奏したのが今回の東京オリンピックだと思います。

    このあたりの柔道国際ルールの遷移も結構重要な内容なのですが、
    これも文章が長くなってしますのでちょっと割愛をさせて頂きます…

    前置きが長くなりましたが、本題に移っていこうと思います。

    先ほど徐々に柔道が面白くなくなっていった、と言いましたが、
    そのせいなのか、日本柔道も段々と下火になっていきました。

    ついには2012年に迎えたロンドンオリンピック。

    いつかくる、と言われていた柔道界のエックスデーが訪れます。

    何と男子柔道はオリンピック金メダルなし、という結果に終わったのです。

    女子でも辛うじて57㎏で金メダルが1枚、という結果。

    まさにどん底を経験することになります。

    そんな男子柔道界を何とかしなければならない、というがけっぷちの
    ピンチで白羽の矢が当たったのが、当時34歳だった井上康生(現監督)でした。

    この大役を仰せつかったのが、ロンドン五輪が明けてすぐの2012年11月のことで、
    34歳という若さで代表監督に就任することになります。

    この頃、柔道界は強さでもどん底でしたが、世間からの評価もあまり良くなく、
    暴力事件などの不祥事も相次いでいた時期でした。

    まさにボロボロ・・・

    ロンドン五輪で金メダルゼロ、という結果は選手と監督陣営との乖離も
    意味しています。

    選手達も監督陣営との反りが合わず、反発もかなりあったようです。

    そんな中、井上康生監督は、まずは信頼関係を取り戻すことから始めたそうです。

    また2013年の海外合宿では、練習に身が入らない選手達に対して、

    「昨日まで元気だった大切な人を、いつ亡くすか分からない。
     一日一日を全力で生きてほしい」

    と言ったそうです。

    シドニーの表彰台で母親の遺影を掲げた姿はあまりにも有名ですが、
    こうして母親や兄を亡くされたことからも、井上康生監督のこの言葉の
    重さを感じます。

    さらに2014年、遅刻を繰り返したある選手がいたのだが、
    その責任を自ら取るとして頭を丸刈りにしたこともあったそうです。

    選手達の練習面においても、井上康生監督は今までと大きく方針を変えました。

    柔道では特に顕著とは思いますが、今でもスパルタが色濃く残るのが
    日本の柔道です。

    それまでは、いわゆる気合や根性などの精神論で乗り切れ的な練習が多く、
    特にロンドン五輪あたりは合宿も多くオーバーワークがたたってケガを
    する選手が後を絶たなかったそうです。

    むしろその練習内容でよく金メダル取れていたな、と感心しますが…

    そんな今までの風習、方針を大きく変え、合理性のある練習に変更。

    打ち込みなどもただ闇雲に行うのではなく、何かしらの課題やテーマを掲げ、
    それに応じたメニューを実施したそうです。

    さらにこういった練習は畳の上だけにはとどまらず、
    高さ11メートルから降下する自衛隊の訓練や、茶道、陶芸なども
    体験させるトレーニングを導入。

    畳の上の重圧から解放される時間を設けることで、
    緩急、メリハリをつけさせたそうです。

    井上康生監督の柔道家としての指導方針は、

    自分が頂点に立つんだという熱意
    逆風が吹いたときの創意
    周囲の支えに感謝する誠意

    という3つ。

    これら指導方針(モットー)、根拠に基づく練習による説得力、
    そして選手達のことをまずは第一に考えることで、選手達は徐々に
    井上康生監督を信頼していくようになっていきました。

    そして監督に就任してから初めての2016年リオ五輪では、
    男女で金メダルを3つ獲得。

    男子柔道も7階級全てにおいてメダルを獲得する、という快挙を達成。

    今回の東京オリンピックにおいては、男子7階級中5階級が金メダル、
    男女合わせると金メダル9個、全部で12個のメダルを獲得するに至りました。

    この日本柔道史上最高の成績を残し、2021年9月に任期9年を満了して監督を
    退任することが決まっています。

    選手としても、監督としても間違いなく柔道史に残る功績を残したと
    言えるでしょう。

    まだまだ井上康生監督がしてきたことがあると思いますが、
    それでもこうして選手のことを第一に考える、ということを徹底してきた
    成果がこの結果を生み出したのだと思います。

    長々と書いてしまって恐縮ですが…

    実は私、数年前に上海を訪れた井上康生監督にお会いしたことがあります。

    正直、自分のボキャブラリーが少なすぎて申し訳ないのですが、
    とにかく「すげぇ」しか伝えることができません・・・

    少ない時間でしたが、発する言葉や雰囲気から感じ取れるだけでも
    それくらいの衝撃を井上康生監督から感じたことを覚えています。

    最後になりますが、時間がある方は是非井上康生監督のこの動画を
    見てほしいと思います(Youtubeです)。

    ↓↓↓
    https://a.k3r.jp/a_sol/37137C58459F25

    この動画は柔道東京五輪代表内定記者会見での動画なのですが、
    これを見た時、思わず私も涙が出ました。

    代表に選ばれた選手達だけではなく、代表に選ばれなかった選手のことも
    これだけ考えてくれる、そんな監督だったことが伝わってきます。

    とても泥臭く、漢を感じますが、こんな上司になれるように自分も
    精進していきたいと思える、そんな方だと私は思います。
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    本日も長々と最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

    一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
    現場カイゼン診断士 池田 竜貴

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