フリーランスとしてHRP(ヒューマンリソースパートナー)日中異文化経営コンサルタントして活動している金です。
プロフィール
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中国における日々のコミュニケーションにおいて「できない」「だめ」「無理」と断られた。そっけない態度で拒否をされた。感情をむき出しにして話をされた。また直接的なコミュニケーションでついつい引いてしまうと言う経験はないでしょうか?
日本と中国は同じアジアですがもちろん違う所も多数あります。漢字圏で隣国であるという事で感覚は似ていると感じている方も多いのかもしれませんが「個」が強い中国においてコミュニケーションは至難の業です。感情をぶつけ合って議論をすることに慣れていない日本人は一回の拒否でひるんでしまうことが少なくないのかもしれません。
また中国では方言もあります。北京や大連では独特のなまりがあり、上海であれば上海語、広東であれば広東語と通常の会話において方言が混じる事もあるでしょう。中国語でのコミュニケーション、日本語でのコミュニケーションにおいても興奮をしてくると方言が混じることも多かれ少なかれあると思います。日本人は戸惑うばかりです。会議においても同様の事が言えます。多数が参加する会議においてはより議論が活発になります。初めて会議に出た日本人は「まるで喧嘩をしているようだ」と感じられた方もいるのではないでしょうか。
中国では「けんかをして仲良くなる」という言い方があります。これは本音をぶつけ合って分かり合うという事です。自らの意見を伝えることによって自らの存在価値を見出すという感覚が強い中国においては当たり前の感覚です。日本人は「期待」と「推測」で成り立つことが多い環境で育っています。中国と日本は全く違うコミュニケーションスタイルの中でなかなか分かり合えずすれ違う事も多いのです。あえてけんかをする必要はありませんが一つのコミュニケーションスタイルと言えます。
また中国には「対事不対人」という言い方もあります。事柄や事象には対峙しているけれど「人格」そのものを否定をしているわけではないという意味です。慣れていないことをするのは苦痛を伴いますが、人格を否定せず業務や事象に対しての議論は中国においては大いに歓迎かつ通常のコミュニケーションスタイルだと言えます。
自分の意見を自分の意志で伝える事が重要です。「できない」「だめ」「無理」と言われた日本人はぐっと我慢をしつつも「だめと言われた」という気持ちの方が強くなり、反論する前に口ごもってしまうこともあるかもしれません。空気を読む、読まないという言葉もありますが、たまには空気を読まない発言や議論を思い切ってしてみるのもいいかもしれません。お互いの意見や考えをとりあえずぶつけると言う覚悟を持つ事が中国でのコミュニケーションにおいては重要で、「わかってくれよ」「なんで」と言う心の声はいくら顔をゆがめても伝わりません。
中国では感情をぶつけることで議論が活発化する事は少なくありません(もちろん不必要な感情論は必要ありません)日本人にとっては少し無理をするコミュニケーションになりますが、ひるまず恐れず感情を出してみてください。一気に距離が縮まります。あえて喧嘩をふっかける必要はありませんが、そういうものだと割り切って考えることによってさらに深いコミュニケーションが出来ると思います。
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