おはようございます!
カイゼン研究会の池田です。
本日はTPMを一言で表すと…?
と件名に書いていますが、
そもそもTPMってなんぞや?
ということについて少し書かせて頂こうと思います。
先週門脇のメルマガにがっつり書いてありましたが、
我々カイゼン研究会は現場のカイゼン活動をしながら
システムも開発、提供しております。
↓↓↓
先週の門脇のメルマガはこちら
システムだけ、現場のコンサルだけ、
という会社さんであれば多くあるとは思いますが、
この2つをまとめてできる会社はそこまで多くなく、
そこが当研究会の強みだと思っております。
という前置きはこれくらいにしまして…笑
本題です。
最近、工場にお伺いする案件で設備の見える化案件が増えてきています。
もちろんお呼ばれする最初の入口部分が設備の見える化なので、
お客様としてもそれを望まれていると思い、
システムの話をベースで進めます。
しかしカイゼン研究会という看板でやらせて頂いてる以上、
「システム入れて、ハイっ終了〜」
で終わっては名折れです。
むしろ設備を見える化した後にどうカイゼン活動を進めていくか、
に強みがあると思っているので、
設備を見える化した後の話をするようにしています。
この設備を見える化した後に行うカイゼンとして、
多くあげられるワードにTPM活動というものがあります。
システム導入後のカイゼン活動のイメージを持って頂くために、
このTPMと絡めて話すのですが、話していてたまに思うことがあります。
おや?
もしかして伝わってない?
反応を見ながら話していると、
どうも何かが頭に詰まって理解を遅らせているような
気がすることがあります。
その一つの原因に最近気が付きました。
TPMの野郎です。
TPMを話に絡めだした途端、
話のテンポがワンテンポ程遅れることがあることに気が付きました。
それは恐らく、TPMという言葉への理解が詰まって先に
進んでないのではないか、というのが私の一つの見解です。
「じゃあTPMって一体何なん?」
「一言で言うと?」
という話ですが…
TPMとは以下の言葉の略として定義されています。
Total Production Management
Total Productive Maintenance
と、まぁいくつか略語のもとになった英語があるようですが…
何か気が付きましたか?
そう、実はこのTはTOYOTAを表しているものではないのです。
私も初めて聞いた時はTOYOTAだと思っていましたが笑
当研究会で持っている教育コンテンツには大きく
2つのコースがあります。
一つ目はTPS、いわゆるトヨタ生産方式を体系的に学べるコンテンツ。
もう一つがTPMを学べるコンテンツです。
これらコンテンツは2つとも当研究会のトヨタOBが講師として登壇し、
実際に授業を行います。
ある回、
この講師の一人が授業でこんなことを中国人生徒に質問していました。
「色々と授業してきたけど、TPMって結局なんだと思う?」
参加者の生徒はあれやこれや、色々と自分の思うところを言っていきます。
「そうだね、それもあるね〜」
と言いながら、最後の最後に講師がこんなことを言いました。
「結局のところ、TPMとはあらゆるロスをゼロにする活動だと思う」
その講師曰く、
「TPM活動の範囲はかなり広く、色々とやることはあるが、
総じて言えるのは会社のあらゆるロスを見えるようにして
そのロスをゼロに近づけていく運動、活動だと私は思う。
そのためにあらゆるロスを見えるようにしなければならない。
正しくロスを見えるようにすることが重要なので、
設備のデータを正しく取得するのもそのためである。
そういったロスを把握して減らしていくことが、利益を生んでいく。」
まさに、なるほどと思った瞬間でした。
TPS(トヨタ生産方式)ってなんぞや?
という問いには様々なことが言えると思います。
ただTPMだとこうばちっと「これだっ!」という言葉選びも
定まっていなかったので、自分としてはかなり腑に落ちた、
そんな言葉でした。
そのためこの考え方に照らし合わせれば、
別に設備だけに拘る必要はないのだと思います。
最近流行りの、工場の空気などのインフラ設備にセンサーを
取り付け、エアー漏れなどを無くしていくことも、広い意味で
TPM活動にあたりそうですよね。
ということで、
正直もっとTPMについて掘り下げたい気もするのですが、
今日はこれくらいでご容赦を…笑
工場の様々なロスを見えるようにしていく、
と言う中で最初に分かりやすいのは、
やはり工場の設備だと思います。
一番身近にあるだけに、
効果なども分かりやすいですからね。
当研究会では、
設備の見える化 → カイゼン活動
へつなげていく部分も、お手伝いさせて頂けます。
この設備見える化キャンペーンも4月末までやっていますので、
ご興味ある方は是非お問い合わせください!
(まだ数社枠残っています)
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99元/1台!設備見える化キャンペーン
それでは本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました!
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
現場カイゼン診断士 池田 竜貴
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
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