おはようございます!
カイゼン研究会の池田です。
https://a.k3r.jp/a_sol/37137B36238E08
本日の内容ですが…
工場の管理層の方なら初歩中の初歩だと感じてしまう内容かもしれません…
しかし改めて大事だなと思ったのでちょっと共有させて頂こうと思いますっ!
これは先日工場の診断をさせて頂いた時のお話です。
この工場は数百名規模で小物の成型や塗装などをしています。
問い合わせを頂いたのでまずは工場の診断をしました。
トップの方自ら工場を案内して下さっていたのですが、度々
「
従業員がルールを守らなくて…」
とつぶやきます。
最初の方は私も原因の根本に確信がもてませんでした。
しかし診断が終わって確かに見えてきたことが2つありました。
まず一つ目
それは倉庫や現場も含めて、
『表示』がほとんどない、ということ。
表示がない
つまり従うべきルールそのものが見えるようになっていないのです。
これでは
ルールがあっても実質ないのと同じです。
ルールはあるが見えるようになっていない
というのは
ルールがない
のと同じことなのです。
そしてもう一つ、強く感じたこと
それは『
キーマンの不在』、『
トップの右腕の不在』
これによる
現場運営、教育の不足です。
結構よくあるケースですが…
大体はトップや上層部の方が工場を良く知っていて、カイゼンなんかも大得意で非常に優秀、というパターンです。
そりゃそうだ笑
優秀だから上の方にいるんです笑
もちろんその診断先のトップの方も優秀な方でした。
しかし問題があります。
それはトップの方、つまり
上にいる優秀な方ほどそういった現場カイゼンを行ったり、現場の指導などを行う時間がない、ということです。
トップの方の主な仕事は工場の管理や運営ですから、当然と言えば当然です。
もちろん自分でやろうとすればできると思いますが、ただでさえ無い時間の中でそういった工場のカイゼンをするのですから、当然時間はかかります。
要は
自分の代わりに現場のカイゼンや指導をを行う、推進する、人物を作らないといけないわけです。
それが『キーマン』であり『自分の右腕』というわけです。
あなたには自慢のキーマン、右腕といえる人物がいますか?
いないのであれば作らなければいけません。
でないと工場のカイゼンが進まず、かえってどんどんじり貧の工場になってしまいます…
気が付いたらぎりぎり…
なんてことにならないように是非そういった人材の教育にも力を入れてみてください。
結果的にそれが実を結ぶはずです!
工場のカイゼンが進んでいない、という工場はまずキーマンの方に注目してみて下さいね。
本日も最後まで読んで頂いてありがとうございました!
P.S.
あっ、ちなみに今回訪問した工場は今当研究会で指導をしていますよ!
カイゼンメンバーがどんどん知識を吸収しているので、これからがとても楽しみな工場です!!
P.P.S.
もう一つ!
忘れるところでした…
「社内で教育する余裕すらないんだけど!?」
というお悩みの方!
以下の内容がお役に立てると思いますので、是非ご覧下さい!
https://a.k3r.jp/a_sol/37137B36238D96
※先週締め切りましたが、まだ
数席余裕があるのでご興味のある方は是非!
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
現場カイゼン診断士 池田 竜貴
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この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
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