一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会の門脇です。
今週の「Weekly 現場カイゼンブログ」をお届け致します。
「トップダウン」って聞くとちょっとイメージ悪かったりしますよね???
独断専行・・・・・・・
上から無理やり・・・・・
勝手に決めた・・・・・
一方的に命令を下される・・・・・
ワンマン社長・・・・・・
翻ってボトムアップという言葉があります。
イメージでいくと、
部下の話を聞いてくれる風通しのいい組織・・・・・・
現場で起きている状況や内容を鑑みて、経営陣に改善提案できる!!!
経営に役立つ、生産性の向上につながる提案を上司に提案できる!!
品質向上につながる提案をしてくれる!!!
原価低減の計画を自ら進んで実行してくれる!!!
「う〜〜〜む!!!」なんてすばらしいボトムアップ!!!!
響きもいいし、こんなStaffがたくさん現場にいたら、本当にたすかる!!
自分の仕事がなんて楽になる!!!!!
なんて思いますよね。
しかしながら現実はどうなんでしょうか?
言わなきゃやってくれない。
提案制度作っても有形無実、パソコンの調子が悪いから新しい
MACを買ってくれ!!っていう提案しかこない・・・・・
「う〜〜〜む・・・・・・思ってたことと全然違う!!!」
「こんなんじゃない!!!」
「こんな程度なんかいな・・・・・」
と嘆き、悩む日々の繰り返し。
そりゃ〜当然って言ったら当然なんですよね。
「中華しか作ったことのない料理人に見よう見まねで、和食の懐石をつくってみろ!!!」
「普通免許しかないのに、50人乗りのバスを運転してみろ!!!」
「内科医に、大動脈乖離の手術してみろ!!」
などなど・・・・・
それに近いことを日々我々マネージメント層は現場に要求しちゃっているって事にまず気づいてください。
「設備止まる前に何で手を打ってなかったんだよ!!!」
「部品切れるの1週間前にわかっていたのに何してたんだよ!!!」
「なんでこんな作業に10人も掛けてんだよ!!!」
「カイゼンしろって言ったのに、2ヶ月間なんもかわってないじゃんかよ!!!」
まぁよくある現場の悲鳴です。
指示された彼ら、彼女たちは「中華しか作ったことのない料理人に見よう見まねで和食の懐石をつくってみろ!!!」と同じ気持ちなのです。
それは何かというときわめて単純なのです。
「習ってない、教わってないから」
「やったことないから」
「やり方しらないから」
なんです。
そりゃ〜〜〜カイゼン方法知らなければ、手の付けようもないですし、部品も切れるし、設備も止まります。
多くの現場ではこの繰り返しなのです。
じゃ〜どうすりゃいいのかって事ですが、教育しかないのです。
「そんなことわかってるよ!!!」
「今でも社内でやってるよ!!!」
「なにもかわらんよ!!!!」
おっしゃる通りです。
今までもきっと何かしらの教育してきていますよね???
でも成果がでない、思ったとおりにボトムアップの人材育成になっていない。
なんでなんでしょう????
それは皆さんが望む「ボトムアップ」できる人材教育だったのでしょうか???
自ら進んでカイゼンでき、それを維持継続発展できる教育だったのでしょうか???
御社の状況、実情、レベルにあった教育だったのでしょうか???
「50人乗りのバスを運転してほしいのに、バイクを運転するための教育」
になっていませんでしたか???
「う〜〜〜む・・・・・・思ってたことと全然違う!!!」
「こんなんじゃない!!!」
「こんな程度なんかいな・・・・・」
と嘆き、悩む日々の繰り返されているのであれば一度こちらをのぞいてください。
現場管理者のための2日間 品質・物流カイゼン集中習得コース
URL:
https://a.k3r.jp/a_sol/37137B15313D77
部下の扱い方と管理者の役割習得コース
URL:
https://a.k3r.jp/a_sol/37137B15313D78
これを見たあと、部下に「これ出てみるか???」と聞いてはだめです。
なぜかって????
皆さん勉強きらいでしたよね?????(中にはお好きな方はいるかもしれませんが・・・・・)
ここは必ずトップダウンで決めてください。
教育方針は昔から親がきめていませんでしたか???
今週はここまでです。
また、皆さんに有益な情報があればシェアさせていただきますね!!!
PS:カイゼン塾に関して詳しく聞きたい方はこのメールに返信してください。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会
現場カイゼン診断士 門脇 圭
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
やITを活用して解決し感謝される事」です。現場で困ったら、まずはご一報を!!
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