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    おはようございます。
    一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店の鳥枝です。
    https://a.k3r.jp/a_sol/37137B13488H9

    先週のメールでも少し触れましたがついに新元号が発表されましたね。

    いずれ、

    令和生まれの子どもたちに昭和生まれですか? すごい昔ですよね

    なんて言われるんじゃないかという話をしていましたが、

    下記のTiwitterを見るとすでに似たようなことが起こっているようです。



    なんだか、日本に戻った時に小学生と話すのが怖くなりそうです。。

    さて、今日は少し毛色を変えてこれから先の商品開発についての話です。

    AR、VR、AI、RPA、IoTなどなど最新技術を取り入れないとこの先の商品開発では生き残ることができないのだろうか…と言った悩みを耳にしたことがあります。

    まずはそもそも論として商品/サービスの開発に関する2つの大きな考え方があります。

    それは

    マーケットインとプロダクトアウト

    です。

    特段新しい言葉ではないので、あなたもこの言葉をご存知かもしれません。

    今回はこれについてのお話です。

    ---------------------

    忙しい方のための記事まとめ

    ◇基本路線としてはこの先の商品/サービス開発はマーケットインの思考の方がより重視されるであろう。

    ◇ただし、会社のPRのためのプロダクトアウトなど明確な目的があればこれも利用できる。

    ◇みんなのための製品よりも明確な誰かのための製品の方が売れている。

    ◇以前に比べてヒット商品の数量の定義は変化しており、大きなマスを狙ってもほぼヒットしなくなっている。

    ---------------------

    まずは、言葉の定義について、簡単にwikipediaからの引用を下記に記載します。

    プロダクトアウト/マーケットインとは製造業やサービス業等の業界が商品の開発や生産、販売活動を行う上での姿勢を表す「日本で生まれた抽象概念」である。

    プロダクトアウトでは、コア技術として選択した独自の技術の利用を優先し、その独自技術に合わせた商品を作り出す。
    コア技術戦略が上手くできる条件が揃えば、独占的または寡占的な市場を作り出し、 巨大な利益を得ることができる。
    ただしコア技術に強く結びついた創造的な商品を作り出す能力と、新しい価値を顧客 に伝えるためのプロモーション能力が必要となる。

    マーケットインでは、顕著化している顧客ニーズへの適合を優先し、そのニーズに答えるための技術開発を行う。
    複数の企業が競合しても多くの企業が潤うような市場であれば、十分な利益を得る ことができる。
    ただし真似されやすい製品やサービスになりやすく、市場そのものがコモディティ化 しやすく、価格競争に陥りやすい。

    例えばプロダクトアウトの典型例としては以下の2つの小話があります。

    ①世界を席巻した世界一小さな歯車の話

    とある日系企業が展示会で世界一小さな歯車の展示を行ったところ、展示会は長蛇の列ができ、このニュースが世界中を駆け巡ったそうです。

    では、その歯車は売れたのか?

    あまりにも小さすぎてその歯車を活用できる製品がなかったため、実は全く売れなかったそうです。

    もちろん、この会社の目的がこの歯車を通じて会社の宣伝を行い、XXの商品を販売するために実施したのであれば宣伝としては大成功でしょう。

    実際この会社さんの場合は、会社の宣伝を狙っていたので、未だにこの歯車は売れていないそうですが、気にしていないようです。
    これはプロダクトアウトをうまく活用した例ですね。

    ②独自技術でどの会社もできない製品を製作、しかし…。

    次の例は、とある有名企業からの相談を受けた時の話です。
    話を聞いてみると、従来の技術に自社しかできない独自の技術を組み合わせたものを作ったそうです。

    それを応用した製品も紹介されました。

    そのあとに、どうしてこんなすごい製品があるのに相談にいらっしゃったんですか?

    と聞いてみると…

    「実は、この商品の売り方がわからなくて…」

    という相談でした。

    思わず、正直に

    「でしょうね。」

    といってしまいましたが、これは技術だけが先行してしまった例になりますね。

    この先、明らかに見直していかなければならないのはマーケットインの考え方でしょう。

    そう言った意味でのマーケットインを意識している企業の例としてはアイリスオーヤマさんが典型だと思います。

    ここを話すと長くなるので、関連記事は下記をご覧ください。
    アイリスオーヤマだけが「ヒット商品」を連発できる必然的理由
    https://a.k3r.jp/a_sol/37137B13488D73

    最近見た記事で、思わず私も欲しい!
    と思った製品があります。

    下記のアイリスオーヤマさんのハンズフリーヘアドライヤーです。
    https://a.k3r.jp/a_sol/37137B13488D74

    私も最近髪が伸びてきて、髪を乾かすのが億劫になってます。

    インド人のターバンのように風呂上がりに頭にタオルを巻いてますが、半乾きにしかなりません。

    このドライヤーがあれば

    毎晩

    「半乾きのまま寝るか(風邪ひいたら面倒だな…)」
    「洗面所でドライヤーするか…(すぐそこなのに行くのが面倒…)」

    という、無意味な葛藤からも解放されそうです。

    長文になってきたのでそろそろまとめます。

    ◇マーケットインとプロダクトアウトどちらも大切ですが、基本路線としてはこの先の商品/サービス開発はマーケットインの思考の方が重視されるであろう。

    ◇ただし、会社のPRのためのプロダクトアウトなど明確な目的があれば利用できる。

    ◇みんなのための製品よりも明確な誰かのための製品の方が売れている。
    →どこの、誰の、どんなシーンでの問題を解決するための製品か?を明確にする。
    (マーケティング用語でペルソナと呼ばれます)

    ◇以前に比べてヒット商品の数量の定義は変化しており、大きなマスを狙ってもほぼヒットしなくなっている。ニッチでリッチを目指す方が一般的になりましたね。

    →CDを例にとれば、昔は200万枚販売!なんてありましたが、今はありえませんよね。
    今は数万枚(またはダウンロード)で大ヒットと言われる時代になりました。

    この先、いろいろな商品/サービスを見かけた時にこれは

    プロダクトアウト型の製品か?
    マーケットイン型の製品か?

    を意識して仕分けてみると、その商品の背景が見えてくるでしょう。

    直接的な現場カイゼンの話からは離れて
    しまいましたが、いつかこの話題に触れておこう
    と思っていたので
    今回はこのテーマとさせていただきました。

    あなたの現場がもっと良くなることを応援しています。

    PS.
    ちなみにこの話の元ネタは以前紹介した下記のポッドキャストです。



    第447回【大阪公開収録_2】「これからの新商品開発の方向性は? 最先端技術の勝負ですか?」
    https://a.k3r.jp/a_sol/37137B13488D44

    iOS端末以外の方は下記からも聞くことができます。
    https://a.k3r.jp/a_sol/37137B13488D75

    PPS.
    余談ですが、世界一小さな歯車を開発した会社は書籍も出版されていて、名物社長と言われるような方が代表を務めていらっしゃいます。

    ある書籍の中で書かれていた下記の一言は納得しかありません。

    中小企業が「やっていい競争」は技術・品質・財務内容の3つ、逆に「やってはいけない競争」は価格・規模・品揃えの3つだ

    一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
    現場カイゼン診断士 鳥枝 将光

    ==== この定期カイゼン通信の目的 ========
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    コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。

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