おはようございます。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店の鳥枝将光です。
（私のプロフィールは
こちら）
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今日のお知らせは通常の定期カイゼン通信ではなく、お世話になっている会社から最近規制が強まっているとある罰金に関する無料セミナーの情報共有です。
関心のない方はこのメールは読み飛ばしてもらって構いません。
開催地は上海で11月7日14時〜となっております。
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完全、完璧、絶対、万全、完全無欠、百点満点、パーフェクト
だったり、
日本一、日本初、業界一、超、当社だけ、他に類を見ない、抜群といった表現。
よく見かけますが、実は日本ではこういった表記は（根拠なく表示することが）禁止されています。
なので、そういった表記の下には
※2015年6月〜2016年3月〇〇調べ。
なんて書いてありますよね。
日本では景品表示法や一部は薬事法（健康食品など）でこういった内容が規制されていますが、実は中国でも似たような規制があります。
中国も、昔は誇大広告のオンパレードだった気がしますが、最近は規制がより厳しくなってきているようです。
（規制といえば、上海でも少し前の違法建築取り締まりの本気っぷりはすごかったですよね）
中国でも実は気をつけてもらいたいのは自社HPを持っている方や自社製品の広告を作成している方は危ないかもしれません。
例えば…
①この商品は特許取得済み！"特許番号：20133XXXXX"と掲載していた広告
→（判例）《中華人民共和国広告法》第十二条の規定違反。
特許情報は本当なのだが、特許年間手数料を2015年から払っておらず、特許切れになっていたので、罰金10,000元。
②ある企業HPでは"最良の方法で御社の課題解決に取り組みます！"の表記に対して
→（判例）最良かどうかを証明しなさい。証明できず、結果：20万元の罰金
③とある温泉の効能に神経機能のバランスを整え、胃や腸を強化し〜〜〜
と記載したところ、
→（判例）《中華人民共和国広告法》第十七条の規定違反。
医療関係用語の広告文を使用した件で罰金10万元。
（上海の〇〇湯ってこんな表現書いてなかったっけ？）
などなど。
意外と怖いのは日本のHPや広告の表記をそのまま中国語に翻訳してもらってそれを掲載するパターン。
翻訳者は大抵中国のこういった法律について知る由もないので、まずい表記のままHPなどに掲載し罰金なんてパターンが一番怖いかもしれません。
実は当研究会のHPを製作してもらっている会社さんが中国人の弁護士の方と共同で来週無料セミナーを開催し、講演されるらしく、もしかしたらこのメルマガ読者のあなたにも関連するかもしれないと思いご連絡しました。
弁護士の方は中国語+日本語通訳、HP制作の会社は日本語で講演されるそうですので興味がある方は参加してみてください。
私はここら辺の法律はある程度知っていたのですが、ちょっと判例まで聞いちゃうとあれ…聞いといた方がいいかも。ってなりますよね。
無料らしいので、興味がある方は下記へ参加のご連絡をしてください。
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WONDER STAR 陶さん(日本語可)
TEL：021-6228-2802
Mail:
webmaster@wstarinc.cn
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あなたの現場が（罰金を回避しつつ）もっと良くなることを応援しています。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
現場カイゼン診断士 鳥枝 将光
＝＝＝＝ この定期カイゼン通信の目的 ＝＝＝＝＝＝＝＝
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式（TPS）
やITを活用して解決し感謝される事」です。現場で困ったら、まずはご一報を！！
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