こんにちは。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店の門脇 圭です。
(私のプロフィールは
こちら)
5月になり最も爽やかな季節になりましたね。
上海では一年で最も過ごしやすい4週間になります。
今は上海の浦東空港でバンコクへ行くフライト待ちの間に今週の「現場カイゼン通信」を書いております。
バンコクは34度もあり既に夏になっているようです・・・・・・・・・・・
と言ってもいつでも灼熱ですがね・・・
さて今週は「生産現場、物流現場で最もお金を生まない仕事」ってなんだかわかりますか????
「私の仕事!!!!」なんて言わないでくださいね!!!
工場や倉庫には様々仕事がありますね。
営業、購買、生産計画、製造、生産技術、品管・・・・・などなど。
どれもこれも現場運営には必須、どの会社も必ず設置する部門です。
その中で各部門はムダなことを省き、低コストで品質の良い最も効率の良い生産を行わなければなりません。
「そんなこと言われなくてもわかってるわい!!!」
「何を今さら門脇は言ってんだ?????」
なんて聞こえてきそうなんですが、
私は中国、タイ、日本で年間100ヶ所以上の生産現場、物流現場に行きますが、そこで
「生産現場、物流現場で最もお金を生まない仕事」ってなんですか???
って聞いてもほとんど正解しません。
ですので、基本的なことから整理してみました。
何だと思います?????
トヨタ生産方式には7つのムダという言葉があります。
聞いたことありますよね???
加工のムダ
在庫のムダ
造りすぎのムダ
手持ちのムダ
動作のムダ
運搬のムダ
不良・手直しのムダ
現場にいる方でしたら、必ず一回は聞いたことがありますし、カイゼンの基本として実践されているかと思います。
実はこの7つムダにもう一つ付け加えてもいいというくらいなムダがあります。
それが「生産現場、物流現場で最もお金を生まない仕事」であり、8つ目のムダなのです。
それはなにかといいますと・・・・・
「レポート・報告書のムダ」です。
通常レポートや報告書は机に座り、パソコンを目の前にして、真剣な顔で入力したり、記述していますよね??
現場でそんな光景を見ると、あ〜この人は仕事しているんだなと感じてしまいます。
私の子供も机に座っているだけで勉強しているな〜〜〜なんて思っちゃいますが。。。
(実は携帯でYoutube見てたりゲームしてたりなんですけどね・・・・)
社内におけるレポート、報告書の類をすべて把握している人は誰一人実はいませんし、一体なんの為にその報告書、レポートを作っているのか説明できない物は実は社内に多数あります。
先日カイゼン指導先で実際にあったのですが、製造部で150名程のラインで40名ほどが何らかの入力業務、報告書・レポートの作成を行っていました。
毎月発行するそれらの数は1000を超えており、全て紙ベースで保管され、毎月毎月書棚ラックが増え、置きどころがなくなり、外部倉庫まで借りている状態でした。
不良が発生するたびに増える検査ポイント、それに伴って増える報告書の数、そして数年間保管しなければならない履歴管理。
一体なんの為にそれら報告書・レポートが必要なのか誰も答えられる状況ではありませんでした。
しかし
「なんかあったときのために・・・・・」
「お客さんに言われたから・・・・」
製造現場あるあるネタみたいなものですよね。
そこから報告書の内容を精査していくと、同じ内容の報告書だったり、製造履歴、出荷履歴の二重カウント、検査個所の重複、レポート重複、2重検査などなど・・・・・
どれだけムダなことを日々こなしてきたのか、と現場トップは愕然として驚いていました。
40名の入力者が18名まで削減され紙の量も相当すくなくなりました。
そして次のステップは「レポート・報告書の自動化」に着手しました。
現場の自動化で、人が作業する工程をロボットや設備、治具などで置き換え工数を削減させる手法は皆さん御存知であり、大きな投資も行うのですが、「レポート・報告書の自動化」に気づき着手する会社は実は多くありません。
ロボットや設備の投資よりも実は安価で、かつ多くの工数が削減されるケースがとても多いのです。
先の会社も18名まで削減された工数を「レポート・報告書の自動化」にすることで、7名まで削減できました。
「レポート・報告書の自動化」に対する投資も数ヶ月で回収に成功しました。
「レポート・報告書の自動化」に関してはとても多くのノウハウと事例が当研究会にはございます。
現場でレポートや報告書を書いている工数が多すぎる!!や何をしているのかわからない作業者が多い!!!なんとか自動化できないのか???といったお悩みがありましたら、当研究会にご相談ください。
相談は無料です!!!!
このメールに返信頂ければ研究員よりご連絡させていただきます。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
現場カイゼン診断士 門脇 圭
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
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