こんにちは。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店の門脇 圭です。
（私のプロフィールは
こちら）
ようやく暖かく、短いながらも過ごしやすい季節になりましたね！！！
毎年この季節は毎週そこかしこでBBQしてますね。
これを書いている私、門脇も13日金曜日でありながら、天気のいい今日は外での飲み会でウキウキしております。！！！！
さて、今週の「Weekly 現場カイゼンブログ」をお届けいたします。
今週は「問題の対策案を簡単に生み出す方法」です。
これは、「トヨタ 仕事の基本大全」という中経出版社が発行している本の中から、生産現場、物流の現場でお仕事されている方々にお役に立てる情報を、毎週１回当研究会の研究員から配信するものです。
「トヨタ 仕事の基本大全」という本の詳細はこちらです。
https://a.k3r.jp/a_sol/37137I2718B55
中文版は下記をご覧ください。
https://a.k3r.jp/a_sol/37137I2718C75
（京東のページに飛びます）
「問題の対策案を簡単に生み出す方法」・・・・・
そんな事がすぐに出来るのであれば、苦労はしない！！
対策書に追われることはない！！
のではないでしょうか。
上司や社長からは「視点を変えて考えてみろ！！」なんて簡単に言われますが、どうやって変えればいいのかわからないものですよね。
視点を変える方法をまずはおしえてくれ！！
と思ってしまいますが・・・いつの時代も上司とはそんなもんでして・・・・・
トヨタでは、視点を変える発想方法が昔からありました。しかも10個も！！！
この発送法を使って、いくつもの問題、困難を解決してきたそうです。
この「10個の視点を変える発想方法」をここで皆さんに共有しますね。
是非試してみてください。
①転用
他に使い道、再利用する方法はないのか？他部署でも使えないか？という視点
②借用
過去の解決した事例はないのか？似たものはないのか？
異業界の専門家の話から借用できないか？
③変更
一部を変えてみる。温度や設備、人の動き、などを変えてみる。
④拡大
大きくしたり、長くしたり。
スペースや治具を大きくしたり、時間を長くしたり、頻度を増やしたり。
⑤縮小
拡大の反対。
小さくしたり、短くしたり。歩行距離を短くしたり、頻度を少なくする。
事務方であれば、会議や書類を少なくすることも縮小のアイデア。
⑥代用
一部や全部を他のモノ、人などで代用できないか？
外注化することも代用の一つ。
⑦入れ替え
レイアウトを変えてみたり、人の配置を替えてみる。
作業の順番、手順も入れ替えてみる。
⑧逆用
上下、左右、判断、裏表など
⑨結合
AとBを組み合わせてみてはどうか？
カレーライスととんかつの結合である「カツカレー」や、
いちご大福などは結合の代表例。
複数のアイデアを組み合わせてみたり、組織や人を組み合わせてみる。
⑩削除
その仕事事態をやめてしまったり、組織やキャンペーンなども止めてみる。
これがトヨタがやっている「10個の視点を変える発想方法」です。
いかがでしたか？
私個人でもこの発想方法をよく使います。
とくに②の借用と⑨の結合は本当に使えますよ。
②借用は元々誰かが試して上手くいったものを借用するわけですし、
⑨の結合もAとB、双方とも世の中に有ったものを重ね合わせたわけですので、失敗する確率は下がりますよね。
ぜひ一度対策書作る際や、社内でのプレゼン、お客さんへのプレゼンを作る際に使ってみてください。
感想を教えてもらえると嬉しいです。
皆さんに有益な情報だと思うものを毎週送らせていただいています。
それではまた来週に。
PS:
このような、あまり知られていない「トヨタの発想方法、考え方」ですが、当研究会で主宰しております「カイゼン塾」で学ぶことが出来ます。
2018年3月で17期6年目を迎えたカイゼン塾ではTPSやなぜなぜ分析、『見える化』などを全て体系だって現地スタッフの方に伝授することができます。
カイゼン塾の総合案内資料は以下から御覧ください。
TPSの基礎から学ばせたい方はこちら
↓↓↓
日文：
https://a.k3r.jp/a_sol/37137I2718C94
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TPMを体系的に学べるカイゼン塾です
気になる方は以下をご覧ください。
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一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
現場カイゼン診断士 門脇 圭
＝＝＝＝ この定期カイゼン通信の目的 ＝＝＝＝＝＝＝＝
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式（TPS）
やITを活用して解決し感謝される事」です。現場で困ったら、まずはご一報を！！
相談無料です。
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131C
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ご連絡は中国からは400-604-1765フリーダイヤル、24H365日受付中、
日本からは＋86-21-6440-1765 /86-21-6432-5544
受付時間は平日9:00〜18:00までです。
担当：門脇 日本語、中国語両方OKです！！
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