最後に感謝したいこと
こんにちは！
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会の矢崎早人です。
上海も日本に負けず劣らず寒い日が続いています。
そして、風邪やインフルエンザも大流行です。
我が家には湿度計があるのでよくわかるのですが、今年の上海の冬は湿度がとても低いのです。
それが風邪やインフルエンザを流行らせている原因の一つではないかと思います。
さて、今回は会社理念の話をしたいと思います。
当研究会の会社理念は「感謝」です。
https://a.k3r.jp/a_sol/37137H6960B5
新入社員の採用面接の時に、私たちは必ず候補者に「当研究会の会社理念を知っていますか？」と聞きます。
ほとんどすべての人が「感謝」と答えてくれます。
実は、もし答えられない場合は、それより先の選考に進むことはない規定になっています。。。
私が初めて会社理念の重要性を知ったのは、ビジョナリーカンパニーという本を読んだ時でした。
https://a.k3r.jp/a_sol/37137H6960C84
２００５年から４年ほど日本で中小企業の経営コンサルタントをしていた時、経営セミナーやコンサルティングの場で、私は会社理念をこのように説明していました。
お金以外で、社員がこの組織に集まって一緒に仕事するための理由
２００９年に上海に来て生産、物流現場カイゼン研究会という組織に入りました。
リーマンショックの影響は当研究会にも深い爪痕を残し、組織が崩壊しそうになりました。
そんな時に読んだ本が、ビジョナリーカンパニー③衰退の五段階でした。
https://a.k3r.jp/a_sol/37137H6960C85
これは企業が衰退していく様を五段階に分けて解説した本ですが、当研究会の代表の門脇とこの時期を振り返ると、「うちは四段階くらいまで来ていたよな」と言います。
その時に、もう一度会社理念を見直して新たに据えたのが「感謝」という言葉でした。
その前にも会社理念があったのですが、もはや思い出せません。。。
会社理念の先には行動基準があります。
お客様に感謝されよう
同僚に感謝されよう
家族に感謝されよう
最初に読んだ時は、まずは自分がお客様や同僚、家族に感謝することが先ではないか？と思いましたが、当然その意味は込められてます。
自分が感謝した上で、相手に感謝される行動をとりましょうという行動基準なのです。
このように会社理念は会社の状況や時代の変化に合わせて変更してもよいのです。
そして、当研究会では毎朝社員全員でこの会社理念と行動基準を中国語で唱和しています。
もうすぐ旧正月です。
新たな気持ちで一年を振り返り、新しい一年の計画を立てるにはちょうどよいタイミングだと思います。
ぜひ、よい春節をお迎えください！
P.S.
実は、、、
矢崎がこの定期カイゼン通信を書くのは今回が最後となります。
これまでご愛読いただき本当にありがとうございます。
妻と娘がマレーシア・ジョホールバルにある英国系の学校に昨年９月から母娘留学しており、かなり悩みましたが、やはり４歳の娘の近くにお父さんが居た方がいいだろうとの判断です。
生産、物流現場カイゼン研究会（a-Sol）の定期カイゼン通信は引き続きお届けしていきますので、楽しみにしていてください。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会
矢崎早人
＝＝＝＝ この定期カイゼン通信の目的 ＝＝＝＝＝＝＝＝
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式（TPS）
やITを活用して解決し感謝される事」です。現場で困ったら、まずはご一報を！！
相談無料です。
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131C
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