こんにちは!
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会の矢崎早人です。
2017年の最後の一週間になりましたね。
今年はどんな1年でしたか?
私は8月末から妻と4歳の娘がマレーシアのインターナショナルスクールに母子留学してしまうというプライベート面で変化の大きな1年でした。
離れて暮らすようになってからは、4歳の娘と2日に1回くらいのペースで動画通話していますが、時間の経過と共に彼女の中で父親(私)の存在が少しずつ遠くなっていくのがわかります。
Face to Faceのコミュニケーションが重要だとはよく言ったもので、画像や音声だけでは伝わらないことがありますよね。
さて、2018年はどんな1年にしたいですか?
仕事でも、プライベートでも、実りの多い1年になるといいですね!
そのお役に立てるかどうかわかりませんが、今回は2017年最後のプレゼントとして、「見える化診断36チェックシート」を希望者の方全員に差し上げたいと思います。
実は、2017年の後半から私は中国の生産、物流現場において、見える化の教育が必要だと感じていました。
ローカルの管理者の中で、見える化の重要性や目的に対する理解がまだまだ不足していますし、また実際に現場に掲示されている見える化の資料には、カイゼンの余地がたくさんあるからです!
例えば、御社の管理者は、「見える化ボード」と「掲示板」の違いを明確に説明することができますか?
「トヨタ 仕事の基本大全」のCHAPTER_6 LECTURE79「資料は『読ませず』に『見させる』」には次のようなことが書かれています。
https://a.k3r.jp/a_sol/37137H3590B55
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「資料をつくったつもりが、"紙料"や"死料"になっていないか」
これはトヨタの元副社長・大野耐一の言葉です。
どんなに分厚く充実した資料であっても、ムダな文章や不必要なデータが並んでいては意味がない。結論やポイントが簡潔に相手に伝わる資料でなければ、時間と紙がムダになってしまいます。
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見える化が重要だとトップから聞かされて、指示に従って資料を作成し、それを掲示しただけの職場になっていないでしょうか?
これでは、見える化することが目的となり、それを使って利益を出すことにつながっていないと言えます。
見える化とはいったい何なのか。
私なりに定義するとしたら、
それは
「あなたが行動を起こすトリガーとなる情報提示」
だと思います。
そして、上手に使えばあなたに利益をもたらす良い道具になると思います。
では、どのように見える化すればいいでしょうか?
広告・デザイン業界でよく言われるAIDMAの法則に従って作るのが良いでしょう。
Attention、Interest、Desire、Memory、Actionのそれぞれ頭文字を取ってAIDMA(アイドマ)です。
<Attention 注意>
・人の注意を引く。
・目に飛び込んでくる。
<Interest 関心>
・何かを理解させる。
・興味をかき立てる。
<Desire 欲求>
・放っておけない、何とかしなくてはという気にさせる。
<Memory 記憶>
・記憶に刻みつける。
・解決方法を考える。
<Action 行動>
・行動を起こす。
・カイゼンを実行する。
先日、ネット上で面白い事例を見つけました。
画像がうまくダウンロードできない方はコチラ
https://a.k3r.jp/a_sol/37137H3590C79
これはちょうど車の運転席から見ると横断歩道が浮き上がって見えるように描かれた3Dアートです(本当に飛び出しているわけではありません)。
アイスランドという国にあるそうです。
AIDMAの法則に合致する好事例だと思います。
私は中国での見える化の教育の必要性を感じてから、これまで現場で見たり指導してきたりしたカイゼンのデータや、日本で紹介されている見える化に関する書籍を参照して、一つの教育資料を作成しました。
そして、ちょうど先週開催したカイゼン塾のプログラムの1つとして講義を行いました。
受講生の反応を見ると、やはりこういう教育が求められていたことが確信できました。
次回のカイゼン塾は2018年3月からですが、それ以降は定期開催していく予定です。
https://a.k3r.jp/a_sol/37137H3590C80
この見える化の講義では、自社の現場の見える化のレベルを自己評価し、見える化がよくできている所(分野)と不足している所(分野)がわかるような診断を行います。
それに使用するのが今回プレゼントする「見える化診断36チェックリスト」です。
自社の強みと弱みを見える化するためのオマケとして、「見える化診断結果レーダーチャートシート」も特別にお付けします!
ご希望のお申し込みはこのメールに返信する形で下記情報をお送りください!
このメールのアドレス:
yazaki@a-solgp.com
【お名前】
【会社名】
【メールアドレス(その1)】
【メールアドレス(その2)】
※メールが届かない可能性もあるため念のため第2アドレスもお知らせください。
※お申込み受付後、簡単なアンケートにお答えいただいてからのご進呈になりますので、あらかじめご了承ください。
今回もお読みいただきありがとうございました。
良いお年をお迎えください!
P.S.
見える化講義は2018年3月からのカイゼン塾で定期開催していきます!
カイゼン塾の総合案内
↓↓↓
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会
矢崎早人
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
い。
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当研究会の理念は「感謝」です。
当研究会の仕事は、「現場で起こった問題をトヨタ生産方式(TPS)
やITを活用して解決し感謝される事」です。現場で困ったら、まずはご一報を!!
相談無料です。
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131C
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ご連絡は中国からは400-604-1765フリーダイヤル、24H365日受付中、
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受付時間は平日9:00〜18:00までです。
担当:門脇 日本語、中国語両方OKです!!
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https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131C0
https://a.k3r.jp/a_sol/1861F0912B69
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https://a.k3r.jp/a_sol/1861F1131B59
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