あなたは何故設備マンが辞めていくのか、設備マンの立場になって考えたことがありますか?
あなたはこんなことを思っていませんか?
「何故採用した設備マンが長続きしないんだろう…」
「またすぐ辞めるのか!? 最近のは長続きしないな…」
「いっその事、全員総とっかえしたいくらいだ!」
「なんで中国人は長続きしないんだ!? まったくもう…」
ちなみにこれは先日3/2(木)に開催した【設備保全・管理者人材育成セミナー】に参加された方にお話しを少し伺った際に漏れてきたほんの一部の声です。確かにこのように言われていることが問題として現実にありますよね。
本当に設備マンにも困ったものですね、、、
と言いたいところですがちょっと待って下さい!
問題があるのは設備マンの方だけですか?
先日セミナーに参加された約60名の方は自社現場の設備マンや保全の進め方について大変悩んでおられ、セミナー中に講師へ様々なことを質問していました。
「この質問の時間が参加者の方が一番熱心に聞いていた時間だったんじゃないか?」
と思うほどの食いつきぶりでした!
中でも最も白熱した、最も関心のあった議題を絞るとしたらこの三つが上げられると思います。
「設備マンがすぐに辞めていき、全く定着しない…」
「次世代の設備マンが全く育たない」
「保全を始めていきたいが、そもそも何から手をつけていいのかわからない…」
この三つ、あなたも同じことで悩んだりモヤモヤしてはいませんか?
では先ほどの質問に対して講師がどう答えたのでしょう?
この答えをすぐにお教えしたいのですが、その回答をする前に一度、
自分自身に問うて欲しいことがあります。それは…
設備マンが何故辞めていくのか、
設備マンの立場になって考えたことがありますか?
ということです。
確かにすぐに辞めていく側にも問題はあると思います。
キツイからすぐに辞める、他の方が給料がいいから辞める、もっと給料を上げろ、など理由は様々でしょう。ですがここで一歩立ち止まって考えてみてください。
あなた自身に問題はありませんか?
または現状の会社のやり方に何か問題はありませんか?
えっ? どうせお金のことだろう? 給料はもちろんちゃんと上げているが彼らの働きも良くないし、工場の売り上げだってよくないから給料はこれ以上上げることはできない
確かにお給料も重要な一つのファクターですが、今回この場で私がお伝えしたいのはそんなことではないのです。
設備マンは良く言えば縁の下の力持ち。でも言い換えれば…
設備マン、設備屋、工程師、装置屋、マシンキーパーなど、彼らを表現するような呼び方はいくつかあります。そんな彼らは良く言えば縁の下の力持ち、と言えます。しかしこれは良く言えば、という話しです。では悪く言えば…?
陽の当たらない地味な存在
彼らのような設備に携わる者には一貫して言えることがあります。それは、設備マンは地味で影の仕事、裏方、縁の下の力持ちのような存在、ということです。どうしてわかるのかって? それは私も設備に携わる仕事をしていたからです。
(私のプロフィールはこちらをクリック)
設備マンの活躍というのは得てして地味
設備というのは
稼働していて当然なもの、言わば
インフラです。例えれば水、電気、ガスと同じように使えて当然なもの。それが止まったり故障したりすると「何で止まるんだ!」と思ってしまう。それが設備です。しかし設備がちゃんと動いているのは設備マンのおかげだと知っている、真に理解しているのは実はあなただけで、同じ現場にいる他の人は気がついていないのです。
では何故設備マンがこんな存在になるのか?
ここで当たり前のことですが大事なことを言わせて頂きます。
設備マンに生産することはできないんです
そう、設備マンはどうあがいたって直接会社の利益になる製品を作り出すことはできないんです。そしてこれが何を意味するのか。利益をあげないから周りからちょっと下に見られる、またはそういう雰囲気がどこかにあるんです。実は僕も少し経験があります。また、ふと現場で作業をしている時、こう思ったことがあります。
「技術は無から有を生み出すし、生産は利益を産み続ける。じゃあ設備は?俺は何か直接利益を生んでいるのだろうか?」
正直なところ、利益を実際に生み出す方がかっこいいな、と思ったことは何度かあります。
そして設備マンの彼らも自分の存在価値がイマイチわかっていません。
個人的な見解としては、設備の仕事が直接会社の利益につながっているのか数字ではいまいちよくわからない、ということが一つの原因だと思っています。
だって生産はとてもわかりやすい数字が目の前にあるのに、設備は直接利益につながる数字はわかりません。間接的に稼働率がいいから生産性が高いのだとしても、間接的なことは誰かに評価されなければわかりませんし、彼らの自信にも達成感にも何も繋がりません。
そろそろ講師が何と回答したのかわかってきましたか?
ではここで講師が何と回答したのかお教えします。
それは「
設備マンに活躍の場を与えてやること」です。
ちゃんと評価している?
ではお聞きしますが、その評価は設備マンの立場に立って考えた評価でしょうか?
「設備マンがすぐにやめる」とか「全然育たない」と嘆いていますが、ではあなたは設備マンが辞めないようにどのような努力をしましたか?
給料を上げる? そういうことではなく、面と向かって彼らに
「設備が無事稼働しているのは君たちがいてくれるからだ。本当にありがとう!」
と、みんながいる前で評価してあげていますか?
設備マンは影の存在です。そんな彼らをあなた以外の周りからも評価されるような存在にすること、陽の当たる場所、活躍の場を与えてやること。これがとても重要なことなのです。
ここまでで設備マンが辞めないために活躍の場を与えることが重要なことはわかりました。
では次に何を考えるか。それはやはり人材の粒をどう大きくするか? ということです。
プライドを持って仕事ができる人材が欲しくはありませんか?
グリスアップ? 点検? そんなの俺の仕事じゃない!
壊れた?でもこのパーツの在庫なんてないよ。何でって?パーツの管理は俺には関係ない!
故障履歴?そんなのあるわけないじゃないですか
こんな1ミリも価値がなく生産性のない言い争いから早く抜け出したくはありませんか?
設備マンが自ら
「今、生産の方とこの設備についてこういうカイゼンを考えています。これをやれば使い勝手も向上するし、生産効率もあがると思います。そこでこのカイゼンにかかる予算を少し概算してみたんですが、、、どうでしょうか?」
聞いてくる。
こんな会話をしてみたくはありませんか?
こんな人材に育ててみたくはありませんか?
そんな人材へ成長させる手助けをさせてください
3年の月日を経て、私たちは新しく設備マンの人材を育成する新しいプログラムを作りました。
この新しく開講したカイゼン塾では設備マンに必要なマインド、スキルを一から学ぶことができます。
一からはいらない、と言われる方もいるかも知れませんが、体系的に学ぶことで点と点がつながり、それは一つの大きなブレイクスルーとなります。
このブレイクスルーを経験することで、自ら考えて行動し成長する、という人材が完成するのです。
ここまで読んで頂いたあなたへ…
なお、今回このメールから新しいカイゼン塾【設備保全・管理者編】へお申し込み頂いた方へ、通常のお申し込み特典とは別に、この二つの特典を無料で差し上げます。
(この私の長いメルマガにお付き合い頂いたお礼の気持ちです)
• 先着8名様限定!先日のセミナーで講師が使用した資料【TPMで儲かる現場に】の小冊子
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メールを確認次第、弊社スタッフから具体的な詳細をご連絡させて頂きます。
またもっと情報が欲しい!という方はここをクリックすれば情報が見られますよ!
(ちなみに通常のお申し込み特典も記載してあります)
皆様の現場が少しでも良くなるよう、これからも尽力させて頂きます!!
P.S.
おっと、一つ回答を忘れていました。すぐできる保全の具体策、入門編として講師も言っていたことがあります。それをこのメールを最後までお読み頂いたあなたへプレゼントしようと思います。
まずは絵符(エフ)からでもやってみる!
「考えて何もしないのが一番ダメ。まずは行動してみることから」と講師も言っておりました。そこでまずは簡単なエフから手をつけてみるのをオススメします。
えっ? エフなんてない?
では私が以前やっていた方法をこそっとお教えします。それはポストイットです。
まずは設備マンだけでなく生産も、設備に関わる人を集めてポストイットを配ります。
そして、「サビやホコリの箇所などの不良に結びつきそうなこと」、「不具合」、「カイゼンして欲しいところ」などをポストイットに書いて貼るのです。ちなみにアドバイスとしてはポストイットに名前は書かないこと、そして新人も参加させること、です。
名前が特定されると人というのは書くのをためらいます。それでは意味がありません。あと新人は良い意味で設備には慣れていません。しかし慣れていない、知らないからこその着眼点が存在します。これは設備をカイゼンする絶好の機会になります。普段使う側が慣れていることにまだ慣れていないわけですからこの意見の中には貴重なものがあります。
あとは貼り終わったポストイットを回収してリスト化、そして不良、不具合、カイゼン、などにカテゴライズし対策を打っていけばいいわけです。
ちなみにこれは保全活動のほんの一部でしかありません。もしさらに深く突っ込んだ知識、具体策を得たい、学ばせたい、という方は新しいカイゼン塾【設備保全・管理者編】へのご参加を検討ください!
お申し込みはまずはこのメールに会社名と参加させたい人数をご連絡ください。
メールを確認次第、弊社スタッフから具体的な詳細をご連絡させて頂きます。
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一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店
池田 竜貴
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
当研究会では、しつこい売り込みは一切ないので、安心してお問い合わせ下さ
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