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カイゼン研究会(株式会社a-Sol)です。
海外駐在コラムはこちら
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海外駐在ニュースでは
ちょっと気になる中国・東南アジアの時事ニュースをお届けします。
(現地社員との話のネタに使っていただければ嬉しいです。）
2月5日に
中国タイ高速鉄道協力における
第2期プロジェクトがタイ政府に承認された
ことが発表されました。
中国昆明からタイのバンコクまで
直通の高速鉄道について
2030年の開業を計画しています。
この中国・タイの
高速鉄道建設協力は
2013年から開始しており
実は10年以上たっているのですが
タイの政権交代などの影響により
なかなか進まないプロジェクトになっています。
政権交代の影響もありましたが
その後、実際に進める段階で
運行速度、路線計画、貸出金利、資金調達方法
金利、株主構成などなど
合意ができず停滞していました。
もともとは
中国・タイ・ラオスを結び
最終的にはシンガポールまでという
大きな計画でしたが、中国・タイで頓挫していました。
2016年には
プロジェクトを1期、2期に分ける
ということまで決まったのですが進みが遅く
2020年に
第1期プロジェクトにおける
受注業者との契約締結まで進み
2025年での完成に向けて動き出しました。
1番の課題だった橋の架設が
2022年に完了し、遅れながらも
第1期プロジェクトの完成が見えてきたので
今回第2期プロジェクトの承認が下りたという流れです。
(第1期完成は2026年ごろに遅れている)
ちなみに
昆明からラオスのビエンチャンは既に
鉄道が開通しており
2024年の7月には
ビエンチャンからバンコクへの鉄道も開通しているので
鉄道で行こうと思えば行けるのですが
乗り換えや、車両変更が必要であり
直通の高速鉄道ではなく、時間がかかるというのが現状です。
また、
この第1期工事でもタイでのトンネル建設における
事故なども発生しており
2024年8月には中国人作業者が2人なくなる
大きな事故が起こっています。
旅客というよりは
貨物輸送での中国・東南アジアにおける
一帯一路政策として重要視されており
中国では
昆明が物流の中心拠点として存在感を見せ
物流投資を呼び込んでいます。
本日の海外駐在ニュースはここまでです。
ありがとうございました。
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