a-sol 生産、物流現場カイゼン研究会 中国支店

中国でモノを売っていくにあたり営業チームと内勤チームの連携や相互理解、はたまた日本人管理者とローカルスタッフとの意思の疎通、などなどコミュニケーションにおける問題はどこの企業でも抱えている課題と思います。

「見える化」という言葉はどこかで聞いたことはあっても、それをどうやって取り入れたらいいか分からない。 アサヒビールの現地法人である当社もそれは同様で、個人的にお付き合いさせて頂いていた門脇社長に相談をさせて頂きました。

まず最初に事務所を見せて頂いて度肝を抜かれました。
各部門のメンバーの行動予定から、作業の進捗状況、各人の人事評価まで、ありとあらゆる事が全て事務所の中のホワイトボードでガラス張り。
事務所を一通り歩けば、今会社で起こっている事が全て把握できるその仕組みに感動し、自社で取り入れられないものかと、早速、日中の幹部全員で門脇社長の事務所を見学させて頂きました。

ちょうど新事務所へ移転するというタイミングもあり、現在では見よう見まねではありますが、各部門で門脇流「見える化」を導入させて頂いております。

大きく変わったのは、下記の点。

1、営業チームが何をターゲットに、どれだけ売り込みが出来ているかを、他部門の人間含めて一気に把握できるようになった。これにより、「営業って何やってるか分からない」という事務所内にはびこる不信感を払拭できて、プラスの雰囲気に変わった。

2、マネージャーがタイムリーに状況を把握できるため、部下からの無駄な報告と相談の時間を省け、スピード感溢れる営業チームに生まれ変わった。

まだまだ門脇流「見える化」を使いこなせていない当社でも、効果は出てきています。
門脇社長のノウハウは、ありとあらゆる業界に応用が効くと思います。
是非一度事務所の見学をオススメします。